改刻の注意点

欠損するなどした印鑑を削り、まっさらな状態になった印面に新しく文字を彫り込むことをリサイクル印鑑といいますが、改刻や改印という言い方がされることもあります。新しくハンコを購入するより費用負担が軽く済むこと、よりこれまで使用してきたハンコに愛着がわくこと、廃棄しないためエコになることなど多くのメリットがありますが、注意しなければいけないことがあるのです。

これは法律と関係のあることなのですが、改刻をするにあたって同一の印鑑をリサイクルしたり、作成したりすることは違法になってしまうのです。したがって、実印登録をしている印鑑とまったく一緒のものを再生したり作成したりすることはできませんので、一度廃止をしたあとにリサイクルした印鑑を登録するという方法を選択しなくてはいけません。
これは銀行印のように実印以外の登録が必要な印鑑全てに共通している事項ですので、リサイクルをお願いする場合には同一印の製作は無理だということをあらかじめ理解した上で利用しましょう。

また、印鑑のリサイクルサービスは、使用中の印鑑の傷み具合や素材によっては、再生が不可能な場合があります。絶対に新たにハンコを生まれ変わらせられるわけではないことを頭に入れておきましょう。
なお、もしも無理だった場合、新品をプライスダウンして販売してくれる業者もありますので、チェックしてみるとよいでしょう。


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